賃貸アパートの設備が古い・・・これって交換してもらえるの?
カテゴリー: ジャンル住まい
2015.11.02
現在住んでいる賃貸のエアコンやキッチンの設備がかなり古い・・・。
別に故障はしていなく使えるけど、電気代など考えるともったいないような・・・。
なんて思っている人もいると思います。
今回はそんな方への賃貸の設備を新しいものへ交換しちゃうためのアドバイスです!
まず、設備が故障していたり劣化で効きが相当以上に悪い場合などは家主が修理または買い換えなければいけません。
それは家賃の中にはそういう設備が使えるための環境として代金を支払っているため、補修する義務があるためです。
ですのでそれにあたる人は、堂々と遠慮なく家主(大家さん)に伝えましょう。ただし、修理か交換になるかは家主が決めることになります。
さて、難しいのが設備が壊れてもいなく使えている場合です。
この場合は家主に取り替える義務はありません。
また、好きな商品に実費で無断で交換することも基本的にはできません。(※そういった取り決めは賃貸契約書の「重要事項説明」という箇所に記載されていますので、それをよく見ましょう。)
いくら設備が新しくなるとはいえ、設備は家主のものなので勝手に交換することは好ましくありません。事前に伝えましょう。
では、どうすればいいのか・・・??
その答えは家主にお願い(相談)するという形になります。
結局のところ家主の判断になるので、借主からはお願いという形しかとれません。
そこでポイントになるのがお願いの仕方になります。
適当にお願いしてしまっては家主にあっさりと断られてその話は無かったことになってしまいます。
事前にどうお願いするのかしっかりと考えてから伝えるようにしましょう。
ここで、頭に入れておかなければいけないのは「借主はお客」という考えです。
決定権はあくまで家主ですが、家主の生活を支えているのは借主であるあなたです。
つまり、家主としては借主たちに嫌われて賃貸を出て行かれれば困ることになります。
これを頭に入れた上で次に考えるポイントはどうすれば家主にメリットがあり、デメリットがあるかです。
家主が一番恐れることは未入居状態が長く続くことですが、頻繁に入れ替わられてもその度にハウスクリーニングや宣伝などに費用がかかります。
家主のメリットとしては同じ人が入れ替わらずに長い間住んでいてくれることです。
たとえば、エアコンを交換しただけで長く住んでくれるならそう嫌がることではないとわかるでしょう。
次に、「どういう理由」で交換して欲しいのか伝えることも重要です。
見た目がかっこ悪いとか、使いづらいとかは家主が「まだ使えるのにもったいない」と思う人であれば納得しないでしょう。
けれど、電気代が高くつくのでということであれば同情してくれるかもしれません。
以上のことでどうお願いすればよいかの見本としては次のような形です。
■お願いのしかた参考例
「現在住ませてもらっている部屋のエアコンが古いので交換して頂けないでしょうか?
別に使えてはいるのですが、もう10年以上前のもので電気代が高くついてしまうんです。
私は今の部屋はすごく気に入っているので長く住みたいと思っているのですが、このまま電気代が毎月高くつくのであればその分新築に引っ越しても同じだなと考えています。
しかし、もし交換して頂けるようでしたら今のところ他に不満もないので問題は無い状態です。
一度、大家さまの方でご検討して頂けませんでしょうか?
また、交換して頂ける際も他の部屋の人にはそのことを口外しないように致します。」
どうですか?
もしあなたが家主でこんな感じでお願いされたら・・・ということを考えてお願いしてみましょう。
また、アパートの人が一斉に交換をお願いされたら大きな出費になってしまうので、他の住人に口外しないことも伝えておけば完璧です!
以上参考にしてみてくださいね!
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